結 はりきゅう 整骨院

お知らせ

[2018.01.19]
人は皆、百まで生きるという話。

こんにちは。結はりきゅう整骨院の茂澤です。

今日は東洋医学のお話を一つさせて頂きます。

東洋医学の文献ってやはり古文で漢文なんですよね。それを現代語訳された文献もたくさん出ているのですが、僕の師事している先生には、自分で訳して理解を深める先生もいて、とても奥が深いいんです。

今回はそんな文献の代表とも言える黄帝内経『素問』から。

人は皆、百まで生きるという話。

それなのになぜ、短命になってしまうのか。これっていろんな考えがあると思うんです。

例えば、この世に生誕したとき、運命は全て決まっている。

とか、運命は自分で切り開くものだとかってなっちゃうんですけど、、、

素問ではこう説きます。

上古の人は養生の道理をわきまえ、陰陽にのっとり。術数に合わせ、飲食には節度があり、労働と急速に一定の規律があり妄りに動くことをしなかったために百まで生きた。しかし現代の人は酒を水のように貪り飲み、異常なことを平常として生活し、酔っては房事をほしいままに行い、色欲のおもむくままにして、精気を使い竭し、真元を消耗し散佚させてしまいます。充満された精気を保持することを知らずに常々精力を用い過ぎ一時の快さを貪り、養生に反して享楽してしまいます。労働と休息に一定の規律がありません。こんなことだから五十歳になるやならずで老衰してしまうのです。(この文献が書かれた時は平均寿命が五十歳くらいだったのでしょう)とあります。

つまり・・・

『人は本来百歳まで生きれるはずなのに、欲のままに過ごし、養生しないから短命になるって言ってるわけです。』
まぁ、もっとちゃんと伝えると、その季節、時間にあった過ごし方を覚え、程よく働き、程よく休養をとり、程よく飲み食いし、程よく遊ぶことが大切ってことなんです。この程よく遊ぶって絶対大切です!ここテストに出ます!!笑
少し長くなってしまいましたが、命について考える機会があったので、昔に読んだ黄帝内経のことを思い出したのでお話させて頂きました。少し冷え込んできましたのでお風邪を引かぬように大切なお身体ご自愛ください。

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