お知らせ
- [2018.08.25]
- IASTM

こんにちは。
今回は当院での施術で使用するツールについてご説明します。
IASTMとは、Instrument Assisted Soft Tissue Mobilizationの略で、器具を使用し、柔らかい組織(軟部組織)に対してアプローチをかける際に特化しております。
中国でカッサ(GUA SHA)が元のルーツと考えられていて、日本に流通しているものでメジャーなものは、
SMART Tools(スマートツール)
MORACT TECHNIQUE
Hawk Grips(フォークグリップ)
Graston Technique (グラストン)
Tecnica Gavilan(テクニカ・ガビラン)
などがあります。
よく耳にする、筋膜リリース(筋膜剥がし)もその一つになります。
そもそも筋膜リリースってご存知ですか?
むしろ筋膜ってなんでしょうか?
筋膜っていうのは、生の鳥肉に薄い膜が張ってますよね。あの膜こそ筋膜と言われるやつです。
あの膜はタンパク質、コラーゲンでできていて、身体をネットの様に包んでいて、伸び縮みしています。
そのネットが絡んでいて、うまく伸び縮みしないと、筋肉もうまく伸び縮みしないので、そのネットを壊して再構築しよう。もしくは絡みをほどいて、伸び縮みする様にしようとしているのが筋膜リリースです。
IASTMという言葉よりも筋膜リリースという言葉の方が先行して広まってしまっていますが、手法は様々になっております。
そもそもIASTMの適応は軟部組織になります。筋膜は軟部組織の一つになりますので、IASTM=筋膜リリースという考え方は少し解釈が変わってくるそうです。
当院では運動器疾患に対してよく使用します。施術直後の可動域の改善や疼痛(痛み)の減弱が期待でき、早期治癒に向けてもかなりの効果を発揮いたします。
適応疾患としては、頚部ムチウチ、肩コリ、寝違え、肩関節周囲炎(五十肩、四十肩)、外側上顆炎(テニス肘)、腰痛、ギックリ腰、肉離れ、オスグット及び、ジャンパー膝(膝蓋靱帯炎)、ランナー膝(腸脛靭帯炎)、シンスプリント、足底腱膜炎、瘢痕組織になど対応可能となっております。
結はりきゅう整骨院では、IASTMのツールとしてアメリカFDA承認で医療グレード304ステンレス鋼の使用して作られている、
SMART Tools(スマートツール)を採用しております。
また、施術者も認定を受けている者になりますのでご安心下さい。